発行元 毒島 刀也 .
エディションノート
知られざるハンド・ガンの秘密
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「銃とはなにか」を科学で解き明かす。
【おかげさまで大好評!】
【陸上自衛隊の武器補給処技術課研究班に勤務した、武器のスペシャリストが銃の基本を1冊にまとめました!】
世界各国の警察や軍隊では、さまざまな銃が利用されています。狩猟が盛んなカナダや永世中立国のスイスでは、一般家庭に銃があるケースもめずらしくありません。
本書では、科学的に銃を見つめ、銃の基本から、銃に使われている弾薬の話、さまざまな銃の仕組み、打ちだされる弾の弾道まで、ていねいに解説していきます。
【この本の内容(一部)】
●銃と砲
●拳銃とはなにか?
●小銃とはなにか?
●火薬の発明
●リボルバーの発明
●機関銃の出現
●突撃銃の登場
●発射薬の適切な燃焼速度とは?
●実包とは
●弾丸の材質
●マグナムとはなにか?
●自動拳銃
●サブマシンガンの撃発方式
●ボルトアクション
●よく当たる銃身の条件
●重機関銃と軽機関銃
●機関銃の給弾方式
●弾丸の初速
●弾丸の運動エネルギー
●弾丸の速度と射程
●散弾の速度と射程
●散弾銃で「狙う」ということはどういうことか
●曲銃床と直銃床
●最高の銃床材料はクルミ
【「はじめに」より】
刃物は人類誕生の原点で、銃は近代文明の源です。「ヒトは道具を使う動物」といわれます。しかし石を使って貝を割るくらいのことはラッコでもします。木の枝から葉っぱを取り去ってアリの穴に入れるくらいのことはサルでもします。人類が決定的にサルと違うようになったのは、石をそのまま使うのではなく、それを割って鋭い刃をもつ石のナイフをつくったときでしょう。だから刃物は人類文明の原点です。